コンセプト作成の勘違い

こんにちは。
石本です。

先日は、入会されたばかりの
生徒さんとの面談がありました。

最初に
どういったスクールを作るのか
コンセプトの作成を行うのですが

初めてスクールを作る人は

「コンセプトは
 今までに無いものを作れば売れる」

と勘違いをされている方が
多いです。

今回の生徒さんは
語学系の先生をされている方
なのですが

やっぱり、この方も
今までにないサービスを
作ろうとしていました。

今までに無いとサービス
ということは

「儲からないから、誰もやらない」

「誰かが、やったけどダメだった」

のどちらかの場合が多いです。

私たちの知らない所で
やってた人がいて
気付かれずに終わってしまった。

ということです。

特に、サービスの金額(客単価)
を上げようと考えた時に

今までに無いような
誰もやったことがないもの

を作らないとダメだと
思っている人が多いです。

今回、私が
この生徒さんにおススメしたのは

今まで通り
生徒さんに教えるのではなく

先生に教えるスクールを作る
ということでした。

ただ、これだと
ありふれたコンセプトに
なってしまうので

どういった人に教えるのか
どういった先生に育てるのか

といった部分を絞り込み
他社との差別化をしていきます。

例えば

年齢層を絞る
・子供向けにする
・高齢者向けにする

業種を絞る
・塾の講師専門
・アパレル業界専門

などなど

でも、教える内容は
過去に成功の事例があるものにする。

これって
「あなただけの唯一のサービス」
ではありますが

厳密には

過去に成功事例があるものを
自分の得意分野で絞り込む

ということです。

この考え方で作ると
売れるコンセプトが見えてきます。