誰もが陥る失敗のワナ

こんにちは。
石本です。

成功する人は
うまくいかなかったことを
失敗とは考えず

「上手くいかない方法を
知ることができた」

と考える人が
多いですよね。

逆にこういった
考え方ができなくて
失敗と捉えてしまう人には

実は、心理的に
大きなワナがあるんです。

それは

失敗したことを
正当化しようとしてしまう

ということです。

例えば

長い時間と、経費を使って
作った広告が
大ハズレした場合

このデータを活かして
次は当たる広告を作ろう!

とは考えず

タイミングが悪かっただけだ
などと

自分がやってきたことを
否定したくないので

正当化しようと
してしまうんです。

こうなってしまうと
正解から遠ざかってしまい
結果が出なくなります。

むかし、ある宗教団体で

1年後に世界が滅びる
といって信者を
集めたことがあって

1年後にそれが
嘘だったことがわかったら

信者はどういった
行動を取るのか

これを調査するために
心理学者が、そこに
潜入をしたことがあります。

結果、1年後に
その時に信者達は

「自分たちの努力があったから
この世が救われたんだ」

と口にしたそうです。

これは、その宗教を
信じていたからではなく

その宗教を信じた
自分の失敗を
正当化しているのだと

その心理学者は
分析していました。

失敗は誰でもしたくないし
カッコ悪いし

なので、そもそも
失敗として捉えない。

これが一番大事だと
私は思います。